1月2日(日) 主日 詩編 1編 音声を再生できませんでした 神に従う人の道を主は知っていてくださる。神に逆らう者の道は滅びに至る。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編 1編6節 主に知られる幸い 「いかに幸いなことか」(1節)。1節のこの言葉は、キリストが山上で弟子たちに8つの幸い(マタ5章3~12節)を教える際に語られた、「(このような人々は)幸いである」との言葉を思い起こさせます。詩人は、主の教えを愛する人に約束された幸いを確信しており、そのことをすでに喜んでいるのでしょう。 主の教えを愛し、口ずさむ人は、神に逆らって歩まず、そのような道にとどまらず、そのような者と共に座りません。主を愛する人は、生き方、在り方、人間関係までも、そうでない者とは異なるのです。 そのような人が、木にたとえられています。木は自分で植えられる場所を選べません。神がその場所に、木を植えてくださったのです。神に逆らい、風に吹き飛ばされるような者ではなく、大地に根差す木のような人を、時が来れば実を結ぶようにと、主の教えに根差させてくださっていたのです。 そう、神は、神に従う人を知っておられます。むしろ、神に知られることのないものは何一つありません。だからこそ、神に逆らう者は滅びに至ります。しかし、神に従う人は神に知られており、だからこそ、祝福が約束されているのです。 【祈り】 神様、私たちのことを知っていてくださり、今、私たちを、御言葉をもってとらえてくださいましたことを感謝いたします。 尾崎 純(東仙台教会)
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「いかに幸いなことか」(1節)。1節のこの言葉は、キリストが山上で弟子たちに8つの幸い(マタ5章3~12節)を教える際に語られた、「(このような人々は)幸いである」との言葉を思い起こさせます。詩人は、主の教えを愛する人に約束された幸いを確信しており、そのことをすでに喜んでいるのでしょう。
主の教えを愛し、口ずさむ人は、神に逆らって歩まず、そのような道にとどまらず、そのような者と共に座りません。主を愛する人は、生き方、在り方、人間関係までも、そうでない者とは異なるのです。
そのような人が、木にたとえられています。木は自分で植えられる場所を選べません。神がその場所に、木を植えてくださったのです。神に逆らい、風に吹き飛ばされるような者ではなく、大地に根差す木のような人を、時が来れば実を結ぶようにと、主の教えに根差させてくださっていたのです。
そう、神は、神に従う人を知っておられます。むしろ、神に知られることのないものは何一つありません。だからこそ、神に逆らう者は滅びに至ります。しかし、神に従う人は神に知られており、だからこそ、祝福が約束されているのです。
【祈り】
神様、私たちのことを知っていてくださり、今、私たちを、御言葉をもってとらえてくださいましたことを感謝いたします。