多様な人びとが用いられる | ネヘミヤ記 3章

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ネヘミヤ記 3章

またその傍らでは鋳物師ハルハヤの子ウジエルが補強に当たり、その傍らでは香料調合師のハナンヤが補強に当たった。彼らは広壁までエルサレムを修復した。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ネヘミヤ記 3章8節

多様な人びとが用いられる

3章のはじめには、エルサレムの城壁の修復に関わった人びとのリストが記されます。大祭司エルヤシブから始まり、鋳物師や香料調合師といった、およそ建築と関わりのない人びとも加わりました。地区の区長がおり、娘たちと共に家族でこの働きに加わった者もいました。実に多様な人びとがこの事業に携わりました。自分の家の前や入り口など、家の近くの城壁を分担して補強している記載も見られます。ネヘミヤ一人が頑張ったのではありません。多くの人びとが場所と働きを分担し協力することによって、城壁の修復という一つの事業に携わっていたのです。

教会に集まっている人びとも実に多様です。職業も違えば立場も年齢も違います。主イエスの十字架がなければ決して集められることはなかったはずです。こうして集められた人びとの多様な賜物が組みあわされて、教会は建て上げられているのです。

昨日、共に礼拝をささげた兄弟姉妹が、きょうからまたそれぞれの場所での歩みを始めます。神の栄光を現わす一大事業のために、自らに与えられた場所で共に働きを担ってまいりましょう。

三輪 誠(浜松伝道所)