詩編 119編
わたしが小羊のように失われ、迷うとき
どうかあなたの僕を探してください。
あなたの戒めをわたしは決して忘れません。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編 119章176節
あなたの僕を探してください
木村 恭子(川越教会)
わたしが小羊のように失われ、迷うとき
どうかあなたの僕を探してください。
あなたの戒めをわたしは決して忘れません。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編 119章176節
木村 恭子(川越教会)
2021年9月の聖書日課をまとめて表示します。
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119編はいちばん長い詩編です。「長くて全部読めない」とあきらめないで、この機会にぜひ全節読み味わってください。
全体のテーマは「神の言葉への愛」です。ですから、「教え」「使命」「定め」「掟」「裁き」「言葉」「仰せ」「証」「道」といった言葉がたくさん出てきます。
私たちが地上で神と共に歩み、最終的に永遠の命の恵みへと導き入れられるために与えられているのが神の言葉です。神の言葉は甘いばかりではありません。厳しく、辛く、それを見失そうになることもあります。神の言葉を巡るさまざまな状況、願い、祈りがこの詩編には散りばめられています。
そして、最後の176節で詩人は叫びます。「わたしが小羊のように失われ、迷うとき、どうかあなたの僕を探してください」と。
私たちには生ける言、キリストが与えられています。この方が私たちに目を注いでおられるので、私たちは小羊のように失われることはありません。「わたしは良い羊飼いである。わたしは自分の羊を知っており…」(ヨハ10章14節)。