ヨハネによる福音書 20章19-23節
そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。そう言って、手とわき腹とをお見せになった。弟子たちは、主を見て喜んだ。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 20章19節~20節
平和あれ
木下 裕也(岐阜加納教会)
そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。そう言って、手とわき腹とをお見せになった。弟子たちは、主を見て喜んだ。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 20章19節~20節
木下 裕也(岐阜加納教会)
2021年8月の聖書日課をまとめて表示します。
「ヨハネによる福音書」の聖書日課をまとめて表示します。
木下 裕也が担当した聖書日課をまとめて表示します。
主イエスがこの世界のために、また私たち一人ひとりのために成し遂げてくださった御業こそ、私たちが平和を実現する者となることができることの根拠です。それは十字架の贖いによる罪の赦しの御業です。
主イエスがよみがえりの御姿を弟子たちに現してくださったとき、主は「あなたがたに平和があるように」と語りかけられました。そのように言われた主の復活の御体には十字架の傷跡がありました。手には釘の跡、わき腹には槍の跡が刻まれていたのです。
主は、御自身の十字架の御業に基づいて、弟子たちに言われました。もはやあなたがたは罪の支配のもとにはない。あなたがたは神との平和を取り戻した。だから、人と人との間にも、この世界にも、平和を実現する者として生きることができる。
この恵みを覚えつつ、私たちも平和を実現する者として生きていきましょう。主に贖われ、主の命を生きる新しい人として、おのおのが遣わされている場所、家庭や職場や地域社会、そして聖徒の交わりにあって、霊のたたかいを共に担うのです。