ソロモンを通して神の支配がある | 列王記上 2章

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列王記上 2章

ソロモンは父ダビデの王座につき、その支配は確立した。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 列王記上 2章12節

ソロモンを通して神の支配がある

ソロモンは王となりました。王位継承の争いをしていたアドニヤは、ソロモンを恐れ、ソロモンに赦しを請います。ソロモンは、潔く振る舞えば、という条件付きで寛大な態度をあらわしたのでした。それから、ダビデが天に召され、先祖と共に墓に葬られると、ソロモンの支配は確立されていきます。

アドニヤは、ソロモンの寛大な態度を受けたにも関わらず、自分が再び王になるという野望をもってバト・シェバに巧みに働きかけていきます。バト・シェバはそのことが分からずにソロモンに話をするのですが、ソロモン王はそのことを察知して、主に誓いを立て、アドニヤを討ったのでした。すると、アドニヤを支持する者たちは次々と姿を消していくことになり、結果的にそれは、サウルとダビデの対立にソロモンが終止符を打つことになりました。

さまざまな人間の罪と思惑が入り込んでいる中で、ソロモンは、神の許しを得て、行動していきます。その行動によって、王国は揺るぎないものとなっていきます。ソロモンを通して、神がその支配を確立されたのでした。

ただ神の支配のみがあらわれるのです。ハレルヤ。

潮田 祐(盛岡伝道所)