エジプトから廃虚を顧みるとき | エレミヤ書 44章

RCJメディアミニストリー「ふくいんのなみ」のトップページへ戻る

エレミヤ書 44章

しかし、彼らは聞かず、耳を傾けず、悪を改めず、異教の神々に香をたくことをやめなかった。そこでわたしの怒りと憤りがお前たちにふりかかり、ユダの町々とエルサレムの巷で燃え上がったので、今日のように荒れ果てて廃虚と化した。エレミヤ書 44章5節~6節

エジプトから廃虚を顧みるとき

エレミヤのエジプトでの最後の預言です。占領軍として駐留していたカルデア人を打ち殺したため、バビロン王の復讐を恐れて、人びとはエジプトに逃亡しました。バビロンによって、ついにエルサレムとユダは滅ぼされました。廃虚となったエルサレムを顧みることは、彼らにとってとても苦痛だったに違いありません。

エレミヤは、エジプトの地でも神の義と罪ゆえの裁きを告げます。エルサレムが廃虚となったのは、偶像礼拝をやめるように命じた預言者たちの言葉に「耳を傾けず、悪を改めず、異教の神々に香をたくことをやめなかった」からにほかなりません。

エジプトの地に住み着いたユダの人びとは反対してこう言います。「天の女王に香をたくのをやめ、ぶどう酒を注いでささげなくなって以来、我々はすべてのものに欠乏し、剣と飢饉によって滅亡の状態に陥った」(18節)。

8月は、敗戦の廃虚の中から復興した日本の国を顧みる時です。国家神道という偶像礼拝に加担した罪を悔い改めて、わたしたちは主なる神の言葉に耳を傾けます。偶像礼拝を離れて、御言葉の実現を信じて祈ります。

宮武 輝彦(男山教会)