テサロニケの信徒への手紙二 2章
神は、このことのために、すなわち、わたしたちの主イエス・キリストの栄光にあずからせるために、わたしたちの福音を通して、あなたがたを招かれたのです。ですから、兄弟たち、しっかり立って、わたしたちが説教や手紙で伝えた教えを固く守り続けなさい。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 テサロニケの信徒への手紙二 2章14節~15節
福音を通して救われる
古澤 純人(徳島教会)
神は、このことのために、すなわち、わたしたちの主イエス・キリストの栄光にあずからせるために、わたしたちの福音を通して、あなたがたを招かれたのです。ですから、兄弟たち、しっかり立って、わたしたちが説教や手紙で伝えた教えを固く守り続けなさい。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 テサロニケの信徒への手紙二 2章14節~15節
古澤 純人(徳島教会)
2018年11月の聖書日課をまとめて表示します。
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使徒パウロは教会に宛てて多くの手紙を書き送り、時には直接訪れて説教をしました。それは「救われるべき者」(13節)として神に招かれていることを、福音を通して知らせるためです。
その頃、「自分こそは神であると宣言する」者も現れるなど、誤った教えが説かれることがありました。とくに終末についての事柄は、人びとの関心を引き付けやすく、憶測が飛び交い、惑わされやすいものです。そのため、すぐに動揺して分別を無くさないように、慌てふためかないように、パウロは強く注意を促します。(2~4節)
復活した主イエスと出会い、天に上げられるのを見つめていた使徒たちは、主イエスが「同じ有様で、またおいでになる」(使1章11節)との約束が伝えられました。これが終末のしるしであり、私たちはその時、「主イエス・キリストの栄光にあずか」ります。この福音を固く守り続けて参りましょう。
「ほかのだれによっても、救いは得られません。わたしたちが救われるべき名は、天下にこの名のほか、人間には与えられていないのです。」(同4章12節)