救いの確信 | ヨハネの手紙一 3章

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ヨハネの手紙一 3章

これによって、わたしたちは自分が真理に属していることを知り、神の御前で安心できます。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネの手紙一 3章19節

救いの確信

イエス・キリストを信じる信仰を告白する者には、神の御前に義と認められ、神の怒りと呪いから解放されて、永遠の命と復活の恵み、御国を受け継ぐ等の恵みが約束されています。他方、私たちがこれらの恵みと祝福に与るためには、今しばらく、この地上にあって自分自身の中に根強く残る罪と戦い、日々悔い改めの生活を続けなければなりません。

信仰生活の途上で遭遇するさまざまな艱難や試練によって、救いの確信が揺らいだり、場合によっては疑いを抱いたりするかもしれません。救いの確かさ、選びの保証を、自分自身の内に探そうとすると、むしろ、自分の罪と悲惨に気づかされ、自己嫌悪と絶望感に陥ってしまうでしょう。

そういう時こそ、主の日ごとの礼拝に集い、そこで語られる説教、すなわちイエス・キリストの御言葉に耳を傾け、主の晩餐に兄弟姉妹と一緒に与ることによって、聖霊の助けと導きをいただきましょう。心を新たにさせられ、聖霊において臨在しておられるイエス・キリストを覚える時、私たちは群れの一つの枝であり、すでに死から命へと移されていることがわかるのです。

久保 浩文(松山教会)