イザヤ書 9章
ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。
権威が彼の肩にある。
その名は、「驚くべき指導者、力ある神
永遠の父、平和の君」と唱えられる。
ダビデの王座とその王国に権威は増し
平和は絶えることがない。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 イザヤ書 9章5節~6節
ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。
権威が彼の肩にある。
その名は、「驚くべき指導者、力ある神
永遠の父、平和の君」と唱えられる。
ダビデの王座とその王国に権威は増し
平和は絶えることがない。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 イザヤ書 9章5節~6節
2017年2月の聖書日課をまとめて表示します。
「イザヤ書」の聖書日課をまとめて表示します。
熊田 雄二が担当した聖書日課をまとめて表示します。
イザヤ書前半は、メシアが「指導者、神、父、王」と称され、勇ましいのですが、40章からの後半は、四つの「僕の歌」を中心に、メシアの苦難が語られています。
福音書では、主イエスがメシアとしてのお働きを開始される場面でイザヤ書9章始めの部分が引用されています。その方は「驚くべき指導者、…平和の君」なのですが、やはり、そのご生涯の後半において受難の道を歩まれます。
マタイ福音書は、その始まりにおいて、ダビデの子イエス・キリスト誕生の次第でイザヤ書7章14節の「インマヌエル(神は我々と共におられる)」預言を引用します。そして、主イエスが苦難の僕の任務を果たして復活したのち、「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」と、やはり最後も「インマヌエル」で結んでいます。
キリストの誕生と生涯、死と復活、昇天と着座で、私たちに神との平和が与えられました。神は私たちに、罪の赦しと永遠の命、神の子とする特権と、共に王座に着く光栄をお与えくださいました。私たちは天に国籍を持ちながら、平和を創り出す神の子らの使命を果たしましょう。