出エジプト記 23章
偽りの発言を避けねばならない。罪なき人、正しい人を殺してはならない。わたしは悪人を、正しいとすることはない。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 出エジプト記 23章7節
偽りの発言を避けねばならない。罪なき人、正しい人を殺してはならない。わたしは悪人を、正しいとすることはない。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 出エジプト記 23章7節
2017年1月の聖書日課をまとめて表示します。
「出エジプト記」の聖書日課をまとめて表示します。
熊田 雄二が担当した聖書日課をまとめて表示します。
イエス・キリストは、裁判で「偽りの発言」により、「罪なき人、正しい人」でありながら殺されてしまいました。神は「悪人を、正しいとすることはない」のに、なぜ、イエス・キリストの死は、神が満足して受け入れられたのでしょうか。
天地創造の始め、神は万物を創造して「良し」と満足されました。そして特に人間を神のかたちに創造して、地上に造られたものが人間によって治められる状態を「極めて良し」と満足されました。
しかし、人間はサタンに誘惑され、神に背いてしまいました。そこで神は、人間と世界を救うために、神の御子を人間の姿にしてお遣わしくださいました。イエス・キリストは人間として神の満足される生涯をおくり、人間の身代わりとして十字架にかかってくださいました。
神は正しい人が悪人の身代わりになることを、ただ一度、キリストの十字架だけを「良し」とされました。そして、キリストの復活によって新しい天地創造をなさいます。したがって、キリストの死と復活には、神の最高の満足があるのです。