ペトロの手紙一 4章
神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい。…それは、すべてのことにおいて、イエス・キリストを通して、神が栄光をお受けになるためです。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ペトロの手紙一 4章10節~11節
今年も神の栄光のみを追い求める
山中 恵一(東京恩寵教会)
神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい。…それは、すべてのことにおいて、イエス・キリストを通して、神が栄光をお受けになるためです。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ペトロの手紙一 4章10節~11節
山中 恵一(東京恩寵教会)
2017年1月の聖書日課をまとめて表示します。
「ペトロの手紙一」の聖書日課をまとめて表示します。
山中 恵一が担当した聖書日課をまとめて表示します。
宗教改革者たちは「神の栄光だけが、この世界に結実するように」と願い求めました。「栄光」は「神のすばらしさ」と言い換えることができます。聖書には多種多様な神のすばらしさが教えられています。詩編には次のような言葉があります。「天は神の栄光を物語り、大空は神の御手の業を示す」(詩19編2節)。大自然には、創り手である神のすばらしさが反映されています。この大自然に溢れる神の輝きと同じすばらしさが、互いの愛が形づくられるところに光輝きます。
愛することの下手な、罪人である私たちの間に、愛が形づくられるとき、そこには、救いの恵みの賜物として愛を創りだしてくださる神の御手の業が示されます。愛を知らない世界が、キリストによって愛を知り、互いを愛する共同体を形成していく。そこに神の栄光が示されます。
この世界のどこにも、神の恵みが届かない領域などありません。毎日の暮らし、教会生活、新しい一年にも、その栄光を示すため、神はあなたに賜物を託されます。「神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい」。