エフェソの信徒への手紙 4章
神にかたどって造られた新しい人を身に着け、真理に基づいた正しく清い生活を送るようにしなければなりません。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 エフェソの信徒への手紙 4章24節
人間の回復
坂尾 連太郎(南与力町教会)
神にかたどって造られた新しい人を身に着け、真理に基づいた正しく清い生活を送るようにしなければなりません。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 エフェソの信徒への手紙 4章24節
坂尾 連太郎(南与力町教会)
2017年1月の聖書日課をまとめて表示します。
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神は、人間をご自分にかたどって良いものとして創造されました。人間は神を正しく知り、神との命の交わりの中で生きるべきものとして造られたのです。しかし人間は堕落し、腐敗してしまいました。神に対する無知と心のかたくなさのために、神の命から遠く離れたものとなってしまいました(エフェ4章18節)。そして欲望のままに不潔な行いにふけってとどまるところを知りません(19節)。私たちもそのような中にいました。
しかし、私たちはもはやそのように生きてはなりません。キリストを知り、キリストの内にある真理を教えられたからです。その真理の一つ目は古い人を脱ぎ捨てること(22節)。二つ目は、心の底から新しくされること(23節)。そして三つ目は新しい人を身に着けることです(24節)。「新しい人」とは真の義と聖において神にかたどって造られた新しい自分です。神はそのようなものとして私たちをイエス・キリストにおいて新しく造ってくださいました。この新しい自分を身にまとう時、私たちは本来の人間の姿に回復されるのです。