賛美の奉仕 | 歴代誌上 25章

RCJメディアミニストリー「ふくいんのなみ」のトップページへ戻る

歴代誌上 25章

ダビデと将軍たちはアサフ、ヘマン、エドトンの子らを選び分けて、奉仕の務めに就かせた。彼らは竪琴、琴、シンバルを奏でながら預言した。
彼らは年少者も年長者も、熟練した者も初心者も区別なく、くじによって務めの順番を決めた。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 歴代誌上 25章1節、8節

賛美の奉仕

神殿における賛美は、そこに集まる人びとの自発的な奉仕以上のものでした。それは、職務として準備されました。「ダビデと将軍たちはアサフ、ヘマン、エドトンの子らを選び分けて、奉仕の務めに就かせた。彼らは竪琴、琴、シンバルを奏でながら預言した」。責任をもって主を賛美する者たちがいました。その総勢は4千人であり、288人の指導者に導かれて、24の組に分かれていました。主への賛美は、主の民にとって、無くてならないものです。賛美は、主を賛美したいから主をほめたたえるという以上に、民に求められ、命じられていることです。「イスラエルの神、主をたたえよ、世々とこしえに。民は皆、アーメンと答えよ。主を賛美せよ」(16章36節)。

しかし、この奉仕を担った者たちは、最初からすぐれた者である必要はありませんでした。他の奉仕とは違って、年齢や能力によらず、この奉仕に選ばれたことこそが重要でした。「彼らは年少者も年長者も、熟練した者も初心者も区別なく、くじによって務めの順番を決めた」。私たちもこの奉仕に召された者です。

貫洞 賢次(札幌伝道所)