主の約束を待ち臨む | 申命記 34章

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申命記 34章

イスラエルには、再びモーセのような預言者は現れなかった。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 申命記 34章10節

主の約束を待ち臨む

イスラエルを率いた偉大な指導者モーセは、カナン到着を前にして天に召されます。申命記は「イスラエルには、再びモーセのような預言者は現れなかった」という賛辞を贈ります。ただ、申命記を通読してきた者からすると、18章15節で神がモーセのような預言者を送ると約束されたことと矛盾する、と思われるかもしれません。しかし旧約時代に限定すれば、モーセに匹敵する預言者は現れなかったのです。キリスト教会はモーセから千年以上も後に降誕されたキリストに、モーセのような預言者の成就を見ます。いやモーセに優るお方です。

主が約束なさったことはすぐに実現するとは限りません。キリストが再臨し、罪と死を完全に滅ぼされるとの約束も未だ成就を見ていません。それでも主は最も適切な時に確かに約束を成就してくださることを、聖書は強調し、それゆえ信仰に踏みとどまるように励まします。私たちも、この地を完全に神の国とするという主の約束が確かに成就することを信じ、主に従って今日も神の国の進展のために励んでまいりたいと願います。

吉田 崇