リジョイス聖書日課

黙示録10章 口には甘く腹には苦い神の言葉

放送日
2026年10月9日(金)
お話し
袴田康裕(神港教会牧師)

10月9日(金) 黙示録10章

わたしは、その小さな巻物を天使の手から受け取って、食べてしまった。それは、口には蜜のように甘かったが、食べると、わたしの腹は苦くなった。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』ヨハネの黙示録 10章10節

 黙示録10章には、第六のラッパの吹奏によって起こったもう一つの場面が描かれています。一人の天使が天から降ります。「手には開いた小さな巻物」を持ち、「右足で海を、左足で地を踏まえて」立っています(2、3節)。海と地を踏まえて立つ天使の姿は、そのメッセージが、全世界にかかわることを暗示しています。

 天使は、「右手を天に上げ、世々限りなく生きておられる方にかけて」誓いました(5、6節)。「もはや時がない。第七の天使がラッパを吹くとき、神の秘められた計画が成就する」(6、7節)。つまり、第七のラッパの吹奏とともに、神の救いの計画が成就するのです。

 ヨハネは、この救いの計画が記されている巻物を「受け取って、食べてしまえ」と天使から命じられます(9節)。彼が受け取って食べると、口には蜜のように甘かったのですが、腹は苦くなりました。巻物に記されているのは神の言葉です。神の言葉を読み理解することは甘美で喜ばしいことです。しかし、そこには罪に対する神の怒りと審判が記されていますので、皆が喜んで受け入れてくれるわけではありません。それゆえ、腹には苦くなりました。しかし、真の預言者は、御言葉を真っすぐに語る責任が神の前にあるのです。

 【祈り】

 主よ、どのようなときも、教会が神の言葉を真っすぐに伝え続けることができるように導いてください。