10月5日(月) 黙示録6章
その馬に乗っている者には、地上から平和を奪い取って、殺し合いをさせる力が与えられた。また、この者には大きな剣が与えられた。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』ヨハネの黙示録 6章4節
黙示録6章には、メシアである小羊が、六つの封印を開く記事が記されています。最初の四つの封印の開封には共通点があります。いずれも、生き物が「出て来い」と呼びかけ、その呼びかけに応じて、馬に乗った人が登場します。馬の色は、白、赤、黒、青白です。馬に乗った人物は皆、天上界から呼ばれて登場します。つまり、彼らによって起こる出来事もすべて、神の御支配の中にあるのです。
彼らによって何が起こるのでしょうか。「赤」は流血、暴力の象徴です。「黒」は悪と不正の象徴です。そして「青白」は「もえぎ色」と考えられますが「はかなさ」の象徴です。この第四の馬が現れたとき、これに乗る者の名は「死」と呼ばれ、陰府が従い、「彼らには、地上の四分の一を支配し、剣と飢饉と死をもって、更に地上の野獣で人を滅ぼす権威が与えられ」ました(8節)。
世界は今も、さまざまな悪が横行しています。暴力、不正、死に圧倒されます。騎馬の描写はその様子を雄弁に描いています。しかし、この馬も騎手も神の支配のもとにあると聖書は語ります。すべての上に神の御支配があります。キリスト者はそれを知りつつ、現実に向き合うのです。神に信頼しつつ、主にあってなすべきことを果たすのです。
【祈り】
主よ、世界はあなたの御手の内にあります。どうかこの世界で、あなたの責任を果たさせてください。



