あさのことば

だいすきと言える素直さ

放送日
2026年9月18日(金)
お話し
三川共基(松戸小金原教会牧師)

三川共基(松戸小金原教会牧師)

メッセージ:だいすきと言える素直さ


 おはようございます。松戸小金原教会の三川共基です。

 私の上の娘が五歳になった頃、保育園のお友だちから手紙をもらったのをきっかけに、自分でも手紙を書くことに夢中になりました。“子どもあるある”だと思うのですが、ひらがなの「と」が左右ひっくり返っていたり、と思いきや、翌週には直っていたり、また、字の書き順も覚えて、きれいに書けるようになったりと、そんな姿から、日々の成長を感じています。

 特に素敵だなと感じたのは、手紙の内容です。「またあそぼうね」といったシンプルな文章の中に、必ず入っている言葉があります。「だいすきだよ」という一言です。恥ずかしがらずに「大好き」と言える、まっすぐな心がほほえましく、いいことだなあと感じるんですね。

 聖書の中で、使徒ヨハネが、「愛する者たち、互いに愛し合いましょう。」(1ヨハネ4:7)と呼びかけています。大人になると、面と向かって愛を語る機会は少なくなりますよね。聖書が語る愛とは、相手に見返りを求めるものではなく、自分の大切なものを進んで分け合うような、深い愛のことです。

 子どもの頃は素直に言えた「だいすき」という言葉も、大人になるにつれて、どこかで、「わたしをもっと愛してほしい、認めてほしい」という、見返りを求める気持ちが混ざってしまうことがあります。だから、「愛が重たい」と言われたり、その愛によって傷ついてしまったりするのですね。

 聖書の神が教える本当の愛とは、自分を満たすためのものではなく、相手の幸せを願う愛です。まずは身近な人に、素直な心で「大切に思っているよ」と伝えてみる。それこそ、お互いが幸せになれる一番の近道なのかもしれません。

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