
三川共基(松戸小金原教会牧師)
メッセージ:「無い」から始まる信仰
おはようございます。松戸小金原教会の三川共基です。
あなたは、「自分にはあれもない、これもない」、「周りと比べて、自分はなんて何も持っていないんだろう」と、落ち込んでしまうことはありませんか。お金、才能、自信など、「ない」ものばかりに目が向くと、心がふさいでしまうことがあります。
実は、聖書の中にも、そんな「ない」という落ち込む出来事から始まった不思議な話があるんです(使徒3:1-10参照)。ある日、足の不自由な男性が、神殿の門の前で「お恵みをください」と、通りがかる人々にお金を求めていました。そこに、イエス・キリストの弟子ペトロとヨハネが通りかかりました。この男性は、ペトロたちにも「恵んでください」と求めましたが、ペトロは答えました。「わたしには金や銀はない」と。
この男性は、どれほどがっかりしたでしょう。でも、物語はここで終わりません。ペトロはお金を持っていませんでしたが、代わりに持っているものを与えました。それは、この男性の人生を根本から変えてしまう言葉と力でした。ペトロは言いました。「ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい」(使徒3:6)。すると驚くことに、この男性は勢いよく踊り上がって、歩きだしたのです。
私たちは、自分に「ない」ものばかりを数えて、ため息をついてしまいがちです。でも、今ある小さなものに目を向け、目に見えないものから来る力を信じるとき、「ない」と思っていた場所から、想像もしない新たな一歩が始まるのです。
聖書の神は、「ない」ものを「ある」ものに変える神です。今日、その神が、あなたにも一歩を踏み出す力を与えてくださいます。
※あさのことばのプレゼント締切はその週の土曜日です。



