
三川共基(松戸小金原教会牧師)
メッセージ:自分のためではなく
おはようございます。松戸小金原教会の三川共基です。
私の下の娘は、今年の四月から保育園の1歳児クラスに通っています。毎日楽しそうなのですが、先生からはよく、「お友だちのお世話をしてくれるんですよ」と言われます。朝の出席確認でお友だちの名前が呼ばれると、指をさして教えたり、外で遊ぶ時に靴を履かせてあげたりしているそうです。
家では、私たちに甘えてばかりなので、「家での様子からは想像できないね」と夫婦で驚いています。子どもが自分のことだけでなく、徐々に周りにも気を配れるようになる姿を見るのは、親として嬉しい限りです。
聖書に登場する最初の教会にも、互いに気を配り合う人々の姿がありました。集まった人々は、一緒にイエス・キリストの教えを学び、祈り、励まし合っていました。それだけでなく、自分の持ち物を共有し、困っている人のために財産や土地を売って、分け与えていたのです。驚くほど献身的な姿勢です(使徒2:43-47参照)。
生まれながらの私たちは、どうしても自分のことで手いっぱいになり、自分の利益を第一に考えがちです。しかし、聖書の神は、私たちの心を変え、他者に目を向けさせます。悩む人や、助けを必要としている人の役に立ちたいという思いへと、私たちを造り変えてくださるのです。
幼い娘が少しずつお姉さんへと成長していくように、神は私たちをも、他者に寄り添える成熟した存在へと育んでくださいます。周りの人の痛みに気づき、そっと手を差し伸べること。それこそが、神に集められた私たちの、本来の美しい姿なのです。
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