
坂部勇(厚木教会牧師)
メッセージ:雨について
おはようございます。厚木教会牧師の坂部勇です。
雨の日は、気持ちが沈んでしまうことがあります。通勤や通学が大変になったり、洗濯物が乾かなかったり、日常の小さな不便が重なるからかもしれません。私自身も、少し前までは、雨はあまり好きではありませんでした。
けれども、教会の花壇で花を育てるようになってから、雨を見る目が少し変わりました。晴れの日が続いて土が乾くと、雨粒が落ちてくるだけで、花が息を吹き返すように見えるのです。自然が静かに働き、命を支えていることに気付くことができます。
聖書には、こんな言葉があります。「恵みをくださり、天からの雨を降らせて実りの季節を与え、食物を施して、あなたがたの心を喜びで満たしてくださっているのです。」(使徒14:17)と。
ここで語られている神さまは、世界を造っただけで放っておく存在ではありません。神さまは、自然の営みを保ちながら、同時に人の生活にも心を向け、必要なものが行き届くように、思いやりを注いでいる方だと、聖書は語ります。
雨はときに煩わしく感じられますが、植物を育て、食べ物を実らせ、乾いた大地を潤します。そんな自然の働きの背後に、神さまの深い配慮と、人への温かな思いやりがあると、聖書は教えています。静かに降る雨の向こうに、「あなたの歩みを見つめ、支えている者がいる」というメッセージが、そっと響く日となりますよう、お祈りしています。
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