リジョイス聖書日課

サムエル下3章 人は死んでも神の言葉は生きている

放送日
2026年1月7日(水)
お話し
新井主一(高島平教会牧師)

1月7日(水) サムエル下3章

「主はダビデに、『わたしは僕ダビデの手によって、わたしの民イスラエルをペリシテ人の手から、またすべての敵の手から救う』と仰せになったのだ。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』サムエル記下 3章18節

 サウル王家とダビデ王家の争いは続き、次第にダビデは勢力を増し、サウル王家は衰えていきました(1節)。

 サウル王家側の実力者であったアブネルは、その状況をいち早く把握して、各部族の長老たちを説得し(17~19節)、ダビデに和解を申し出ました。ところが、彼の優れた手腕によって、両家の和解が進展したとき、戦いから戻って来たダビデ側の司令官ヨアブが、以前アブネルに殺された弟アサエルの仇を討つ目的でアブネルを暗殺してしまいました。

 ダビデが知らないうちに実行されたこの復讐劇に、ダビデは悲しみ、哀悼の歌を詠みました。そのダビデの姿を通して、両軍のすべての兵士が、アブネルの暗殺がダビデと無関係であることを認め(37節)、これを契機にダビデは、イスラエル全体の信頼を得ることになりました。アブネルの和解交渉はヨアブの刃によって砕かれたかのように見えましたが、イスラエルの統一はさらに実現に近づいたわけです。

 アブネルが長老たちを説得するときに使ったカードは、「わたしは僕ダビデの手によって、わたしの民イスラエルをペリシテ人の手から、またすべての敵の手から救う」という主なる神の言葉でした。彼は息絶えましたが、神の言葉は生きていて、さらに輝きを放つことになったのです。

 【祈り】

 私たちを主なる神様の命の言葉によって生きる者とさせてください。

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