あさのことば

説教の聴き方

放送日
2025年9月7日(日)
お話し
伊藤築志(田無教会牧師)

伊藤築志(田無教会牧師)

メッセージ:説教の聴き方


 おはようございます。東京都西東京市、田無教会の牧師をしております、伊藤築志です。

 今日は日曜日。キリスト教会で礼拝が行われます。礼拝では、聖書を説き明かす「説教」が語られますが、その「説教の聴き方」について、聖書から学んでみましょう。

 使徒言行録17章11節には、説教を聞くときの、一つの模範的な姿勢が描かれています。「ここのユダヤ人たちは、テサロニケのユダヤ人よりも素直で、非常に熱心に御言葉を受け入れ、そのとおりかどうか、毎日、聖書を調べていた。」と書かれています。ポイントは三つです。

 ひとつ、「素直に聴く」ということ。「素直に」とは、「先入観なしに」ということです。聴く前から「なんの目新しさもない、いつもと同じ話でしょ。」などといった先入観を持たずに、何が語られるのかワクワクしながら聴くことです。

 ふたつ、「熱心に聴く」ということ。漫然と聴くのではなくて、聴いた言葉を自分の心に蓄えようとする姿勢です。説教は、神様が語られた御言葉の説き明かしですから、そこで語られるのは、説教者自身の考えではなく、神様のお考えです。神様のお考えを心に蓄えよう、という熱心さをもって、説教を聞くことです。

 みっつ、「そのとおりかどうか、毎日、聖書を調べる」こと。これは聴き方というより、聴いた後のことですね。語られた説教が本当に神様のお考えを反映しているのか、自分でも聖書を開いて確かめるならば、ただ「聴く」だけよりも、神様のお考えを深く知ることができます。

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