山下 正雄(ラジオ牧師)
メッセージ:ゴミの日に考える、神の目に価値あるもの
おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
5月3日は、語呂合わせで「ゴミの日」と呼ばれています。私たちは日々、不要なものを捨てています。
しかし、「ゴミ」とは何でしょうか。私たちが価値がないと思って捨てているものでも、誰かにとっては、宝物になることがあります。そして、聖書の中にも、「捨てられたもの」が、神のご計画の中で重要な役割を果たす場面があります。
詩編118編22節には、「家を建てる者の退けた石が 隅の親石となった。」とあります。「隅の親石」とは、建物を建てる際に、最も重要な土台となる石のことです。この詩編に登場する「隅の親石」という言葉は、新約聖書では、イエス・キリストを指すものとして引用されています(マタイ21:42参照)。
イエス・キリストは、多くの人々に拒まれ、十字架につけられました。しかし、その十字架の上で流された貴い血潮が、すべての人の救いの基となりました。人間の目には不要と思われたものでも、神のご計画の中では、最も重要なものになるのです。
きょうの聖書の言葉「家を建てる者の退けた石が 隅の親石となった。」詩編118編22節
今週のプレゼント ≫新約聖書(新共同訳) (20名) 【締切】5月9日