あさのことば

自分を迫害する者のために祈る

放送日
2025年5月28日(水)
お話し
櫻井良一(東川口教会牧師)

櫻井良一(東川口教会牧師)

メッセージ:自分を迫害する者のために祈る


 ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井良一です。
 
 高校生のとき、私は、マルクスやレーニンの本を読み、共産主義にあこがれていました。ですから私は、「宗教はアヘンだ」と言う彼らの教えに影響されて、「宗教は人間をダメにするものだ」と考えていたのです。

 当時、私の高校の教室の中に、食事の時間になると、必ず手を組んで目をつぶり、祈っているクラスメイトがいました。彼は、子どものときから教会に通うクリスチャンだったようです。私は、彼に向って、「そんなことをするのは、世界や自分の人生を変えることを諦めた弱い人間がすることだ。」と徹底的に批判したのです。

 ところが彼は、私の言葉に一言も反論することなく、黙って祈り続けているのです。今思えば、その当時の私は、彼の信仰を徹底的に迫害していたのです。
 
 ところが、それから数年たった後、私は人生に挫折して、不思議な導きによって教会に通い始めることになりました。そして洗礼を受けて、クリスチャンになったのです。私は、その後に神学校にまで進んで、キリスト教会の牧師になりました。

 高校時代に私がいじめたクラスメイトには、そのとき以来、40年以上も会っていません。しかし、私が今のように神様を信じる人生を歩むことになったのは、あの時の彼の祈りによるものだったと思えてならないのです。

 聖書の言葉「しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。」マタイによる福音書5章44節です。

今週のプレゼント ≫母と子の聖書「新しい教会」朗読CD (5名)  【締切】5月31日
全ての番組からランダムに
  1. 一番大切なものはなにか

  2. 人間の傲慢さと自然の脅威

  3. 聖霊に導かれる〜さまざまな人生の転機に

  4. 神様から必要とされている

  5. 豊かな実を結ぶ人生

  6. 今でも神のことば

  7. ヨハネ18章 真理とは何か

  8. ダミアンの生き方4.彼の姿は損なわれ

  9. 信仰の無い者が神さまを信じる

  10. 申命記20章 心ひるむな、恐れるな