中山仰(花見川キリスト教会牧師)
メッセージ:キリスト教の祈り
おはようございます。花見川キリスト教会牧師の中山仰です。
今日は、「祈り」について考えましょう。
皆さんは、どんな時祈るのでしょうか。いろいろなお願いの祈りがあると思います。しかし、悪いことをした時にはどうしたらいいでしょうか。しかも、悪いと思っていても、繰り返し同じような間違いを犯してしまいます。そのような自分の性格や悪い習慣や癖は、果たして直るのだろうかと考える時、無理なことを知っています。
そのような時、私は祈ります。祈るほかありません。祈りは、それぞれが信じる神に対して向けられるでしょう。ただし、その向かう神が本当に直してくれるのか、または、赦してくれるという確信は、どこで得られるのでしょうか。それは、祈る対象が生きておられる、ということが第一だと思います。そうでないと、頭の中だけでの、思い込みに近いものになってしまうからです。
では、祈りを聞いてくれる神と、どうしたら出会うことができるでしょうか。私の場合、それは、聖書を読んでいて教えられました。イエス・キリストは十字架につけられる前に、なんと、裏切る弟子のペトロに対して、「わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。」(ルカ22:32)と言われています。神様は、裏切る者にさえ愛を注がれている事実は、聖書が記している通りです。
自分の中で、どんなにあがいても解決が見いだせない時は、どうしたら解決できるのでしょうか。外から直してもらうほかありません。聖書の言葉を真理と信じて従うとき、多くの言葉が力となり、励ましとなることでしょう。