玉井宣行（所沢ニューライフ教会牧師）
メッセージ： 神を上司とする
ごきげんいかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
私はかつてサラリーマンとして仕事をしていました。入社して間もなく、初めて仕事の報告書を作成することになりました。その報告書は、題名、要旨、目的、結果、結論、今後の予定の見出しが記された形式でした。私はなかなかまとめることができず、期限ギリギリで提出しました。しかしその日のうちに上司から返却された報告書は、真っ赤に修正されていました。何回提出しても報告書が完成しない、という苦しみを経験しました。
今振り返ると良い訓練を受けたと思い返すことができますが、一歩間違えると上司から部下へのいじめと受け取られることもあるでしょう。では神という上司は、あなたにどのように接してくださるのでしょうか。
聖書は語ります。「わが子よ、主の鍛錬を軽んじてはいけない。主から懲らしめられても、力を落としてはいけない。なぜなら、主は愛する者を鍛え、子として受け入れる者を皆、鞭打たれるからである。」（ヘブライ12:5-6）と。
神は、あなたがどんなに未熟であっても、愛し抜いて訓練してくださいます。試練に出会うとき、神があなたを訓練してくださっています。そのとき、あなたには、神から力強い忍耐力が与えられるのです。上司からのプレッシャーを感じる時、その上におられる神という上司があなたを見守っておられることを思い出してください。