人はどこへ行くのか

玉井宣行（所沢ニューライフ教会牧師）

メッセージ：人はどこへ行くのか

　ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
　
　人間はどこから来て、どこへ行くのでしょうか。前半の問いに、多くの人は答えるでしょう。「人はお母さんから生まれてきた」と。では、そのお母さんはどこから来たのですか。明確な答えにたどり着けません。では、後半の問いはどうでしょうか。多くの人は答えるでしょう。「死んだらどうなるのかは分かりません」と。
　
　しかし聖書は、この問いに明確に答えています。「人は神によって造られ、神のもとへ帰る」。でも、証明できますか、との質問が帰ってきます。キリストは、聖書を通して語りかけておられます。「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない。」(ヨハネ11:25-26）と。

　たとえ人間の肉体が死を迎えたとしても、その魂は、神のもとへと帰り、神と共に永遠に生きる。さらに終わりの日に、新しい体で復活し、神と共に永遠に生きるのです。キリストは、「生きていてわたしを信じる者は、決して死ぬことはない」と言われました。

　今生きている私たちが、「復活であり命である」キリストという神を信じるならば、私たちは「死んでも生きる」のです。人は、神によって造られ、神のもとへと帰り、神と共に永遠に生きるのです。