あさのことば

自分にという奇跡

放送日
2022年9月2日(金)
お話し
川杉安美(草加松原教会牧師)

川杉安美(草加松原教会牧師)

メッセージ: 自分にという奇跡

 ごきげんいかがでしょうか。草加松原教会の川杉安美です。
 イエス・キリストは復活し、今も生きておられます。「生きている」という時、私たちは、生物学的に「生命がある」と考えることでしょう。

 ところが、聖書の書かれたユダヤの世界では、「生きている」というのは、動く、働きかける、ということを意味していました。反対に、「死んでいる」というのは、動かない、働きかけない、ということを意味します。ですから、動物は生きている、植物は死んでいる、流れる水は生きた水、止まっている水は死んだ水、そのように言っていたのです。

 イエス・キリストが、たとえ生物学的に生きているとしても、どこか人知れず生きている、というのであれば、つまり、こちらに何も働きかけてこない、というのであれば、それは死んだ者、ということになります。イエス・キリストが生きているというのは、こちらに働きかけてくる、そういうことを意味します。

 確かに今日では、イエス様が、直接声をかけるとか、姿を現わすとか、そういうことはありません。しかし、聖書やお祈りや礼拝を通して、あるいは、様々な人や出来事を通して、今も語りかけ、働きかけてこられます。様々にお働きなさっています。それが、イエス・キリストが生きている、ということの意味です。

 あなたも、イエス様の関心の対象だった、イエス様が働きかけておられた、それを見出すことができるように祈ります。あなたにも、イエス様の眼差しが向けられている、働きかけておられる、あなたもその対象である。それが、信じるべき奇跡なのです。

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