玉井宣行（所沢ニューライフ教会牧師）
メッセージ： 神の平安
ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
聖書には、パウロとシラス、というキリストを信じている二人の人が登場します。彼らはキリストという神を信じてください、と語りながら旅を続けていました。ある時、彼らは事件に巻き込まれて、牢に入れられてしまいます。牢の入口には番人が置かれていました。真夜中になったとき、パウロとシラスは、キリストのことを思い賛美歌を歌っていました。他の囚人たちも、その賛美歌に聞き入っていました。
すると突然大きな地震が起こったのです。そして、すべての囚人たちの鎖が外れてしまいました。さらには牢の扉も開いてしまったのです。番人は、牢の中にいた囚人たちが全員逃げてしまったと思い、剣を抜いて自殺しようとしたのです。その時、その場にいたパウロは叫びました。「自殺してはいけません」と。
出来事に恐れをなして、パウロの前に震えながらひれ伏した番人はパウロに言いました。「先生方、救われるためにはどうすべきでしょうか。」パウロは言いました。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」（使徒16:31）と。
わたしたちも、「どうしたらよいのですか」と叫びたい時があります。そのような時にこそ「主イエスよ」と叫んでください。キリストは必ず、あなたの心に神の平安と救いを届けてくださるのです。