あさのことば

血による契約

放送日
2023年2月15日(水)
お話し
長田詠喜(新所沢教会牧師)

長田詠喜(新所沢教会牧師)

メッセージ: 血による契約

 おはようございます。ご機嫌いかがでしょうか。新所沢教会の牧師、長田です。
 今週は、教会で行う「聖餐式」について知っていただこうと思っています。

 聖餐式では、パンを食べ、ぶどう液を飲みます。キリスト教のことがまだ知られていない時代や地域では、聖餐式を見た人が、「キリスト教では生き血を飲んでいる」などと噂することがあったそうです。赤い液体を掲げて、「これは私の血である」というのですから、誤解も当然かもしれません。

 ただ、これには意味があります。聖書の神様は、私たち人間を救うため、救いの約束をしてくださいます。そして、神様は、大事な約束を交わす時には、命の象徴である血液をお使いになるのです。イスラエルの民が、最初に神様とこの約束を結んだのは、エジプトから救い出された時でした。その時、民を率いていたモーセは、民に血を振りかけて約束を結びました。ちょっと不気味に感じるかもしれませんが、それが、聖書の神様が約束を交わす時のやり方だったのです。

 今私たちは、聖餐式の度に、この救いの約束を思い出します。血を振りかけるわけにはいきませんから、イエス様は、ワインを掲げて、「これは私の契約の血である」とおっしゃったのです。イエス様が血を流してまでも、私たちを救う約束を実現してくださったことを思い起こしましょう。

 聖書を読みます。「モーセは血を取り、民に振りかけて言った。『見よ、これは主がこれらの言葉に基づいてあなたたちと結ばれた契約の血である。』」(出エジプト24:8)

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