5月16日(土) 箴言24章
「人がわたしにするように
わたしもその人に対してしよう…」とは
あなたの言うべきことではない。日本聖書協会『聖書 新共同訳』箴言 24章29節
24章は、22節を境に前後二つの部分に分けられます。しかし、両者に共通する教えがあります。一つは、1節の「悪者のことに心を燃やすな」、そして、19節の「悪事を働く者に…心を燃やすことはない」というように、両者に見られる「心を燃やすな」です。これは自分がつまずいてしまうような人に対して憤ることをやめよ、という諭しです。
一方、よく似た言葉として29節があります。これは前者よりももっとはっきりと、私たちが陥りがちな心のあり方を言い当てています。すなわち、目には目をとばかりに、相手にされたことをそのまま返す復讐心の禁止です。
その理由を示している言葉として、神に逆らう者がたとえ神に従う人の住まいを狙っても、その人は何度倒れても起き上がるとあり、逆に、神に逆らう者は、災難に遭えばつまずくと続きます。しかし、同時に「敵が倒れても喜んではならない」とも語られています。
これらの言葉は私たちの人生で起きることの一切が主の御手の中にあるという事実を示します。それゆえ、20節では「悪者には未来はない」と断言しています。すべて正しい裁きは主がなしてくださいます。
【祈り】
神よ、すべてを御手に委ねます。あなたこそが、正しく裁く方であると私たちは知っているからです。









