
大宮季三(横浜中央教会牧師)
メッセージ:あの企業の名前 「エヌビディア」
おはようございます。横浜中央教会の大宮季三です。
今週は、有名な企業の名前をきっかけに、聖書のお話をしています。
今日は、「エヌビディア」です。半導体の会社として名前を聞くようになりました。パソコンやゲーム機、AIを、裏側で支えている、時価総額で世界一を争うほどの大きな会社です。この名前は、ラテン語の「インビディア」が由来と言われています。意味は、「羨望」です。他社から羨ましがられる存在になりたい、という願いが込められているそうです。
「羨ましい」という気持ちは、誰の中にもあります。SNSで友達の楽しそうな写真を見て、なんとなく胸がざわつく、あの感じです。そして、この「羨望」・「妬み」は、古くから、人を最も危うくするものの一つと教えられてきました。
聖書の最初の書物、創世記に、カインという人が出てきます。弟アベルが神様に受け入れられたことを妬んで、ついに、その弟を手にかけてしまいます。妬みは、放っておくと相手を引きずり下ろしたくなる気持ちにまで育っていきます。実の兄弟でさえ、このようになってしまいます。
そのカインに、神様はこう声をかけておられました。「罪は戸口で待ち伏せており、お前を求める。お前はそれを支配せねばならない。」(創世記4:7)妬みは、戸口でじっと待っています。けれど、それに飲み込まれなくてもいい道を、神様は示しておられました。
誰かを羨んで胸がざわつくとき、その気持ちを無理に押し殺すことは難しいことです。戸口の前で立ち止まって、神様に打ち明けてみてください。そこに、心が軽くされていく道があります。
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