
大宮季三(横浜中央教会牧師)
メッセージ:あの企業の名前 「Meta」
おはようございます。横浜中央教会の大宮季三です。
今週は、有名な企業の名前をきっかけに、聖書のお話をしています。
今日は、「Meta」です。2021年に「Facebook」が社名を変えて、話題になりました。FacebookやInstagramを手がける、あの会社です。この社名は、「これから先はメタバースだ」という宣言をする意味もありました。この「Meta」は、ギリシャ語が語源で、「向こう側」とか「超えた先」という意味を持っています。メタバースという、もう一つの世界をつくろうとする試みにも、「今ここではない、向こう側」への憧れがにじんでいるように思います。
私たちは、自分の内側ばかりをよく探します。もっと頑張れば、もっと前向きになれば、もっと考え方を変えれば、何とかなるんじゃないか。でも、自分の中をいくら掘っても、出てこないものがあります。
聖書が語る救いは、自分の内側から湧いてくるものではありません。向こう側から、私のところへ差し出されるものです。しかも、私が手を伸ばすより先に、差し出されています。救いは、はじめから終わりまで、神様の側からの贈り物です。
新約聖書ヨハネの手紙には、こうあります。「わたしたちが愛するのは、神がまずわたしたちを愛してくださったからです。」(1ヨハネ4:19)と。
まず、神様のほうが愛してくださった。私たちが気づくより先に、振り向くより前に、もうこちらを向いて、手を差し伸べていてくださる方がいます。自分の力を振り絞って、向こう側へ届こうとしなくても大丈夫です。向こう側から、神様の方から、もう来てくださっています。
※あさのことばのプレゼント締切はその週の土曜日です。



