7月22日(水) ヨハネ15章
「あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』ヨハネによる福音書 15章16節
友を愛するとは、なんと難しいことでしょうか。「互いに愛し合いなさい」(12節)という主の命令は、「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」(13節)という言葉によって、さらに重みを増し、いっそう困難に感じられます。実践しようとするたびに、どれほど挫折を繰り返してきたことでしょう。
そのように、この命令の前に立ち尽くす私たちに向けて、主が続けて語られたのが16節の御言葉です。主イエスは、多くの人びとの中から、私たちを愛することを選んでくださいました。私たちは自分の熱心や努力だけでは、すぐに勢いを失ってしまいます。しかし、主が私たちを選び、変わらず愛し続けてくださったからこそ、その愛に支えられて信仰の道を歩み続けることができたのです。
主の選びと愛は私たちを大いに励まします。友への愛は、自分の中から無理に絞りだすものではなく、主の内からあふれ出てくるものだと教えられるからです。私たちは実行不可能な命令を課されたのではありません。むしろ、主の愛に満たされることによって、友を愛する者へと変えられたのです。私たちが主の愛に生き、また私たちをとおして友が主の愛に生きるため、主は私たちを愛することを選んでくださったのです。
【祈り】
主の選びと愛に感謝します。どうか主の愛がわたしの内に満ち、わたしから友にまであふれますように。



