3月20日(金) ヨブ8章
また、あなたが潔白な正しい人であるなら
神は必ずあなたを顧み
あなたの権利を認めて
あなたの家を元どおりにしてくださる。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』ヨブ記 8章6節
ヨブの友人、シュア人ビルダドは、神の正しさを説いて、ヨブを励まそうとします。つまり彼は、「神は、正しいお方であるゆえに、必ず潔白な者を顧み、その権利を認めて、苦悩から救い出してくださるのだ」という論理で励まそうとしているのです。だから彼は、ヨブに潔白であることを要求します。
ビルダドの言うとおり、神は確かに、正しく、裁きを曲げないお方です。神は潔白な人を退けず、神に従う者を笑いと喜びで満たされます。
しかし、神は同時に、罪人を愛し憐れむ、愛のお方でもあられます。神は罪人を一方的に愛して、悔い改めさせ、罪から離し、過去の罪を赦してその人を「潔白だ」と認定し、神と共に生きる喜びで満たされます。ビルダドは、この点を見逃して、ただ神の正しさの側面のみを語ります。
ヨブの苦悩は、神との愛の関係を感じられなくなったことにその原因があったようです。ヨブを本当に励ますなら、「神はまことに愛のお方であり、ヨブは神との愛の関係において潔白とされるのだ」と告げるほうがよかったかもしれません。
わたしも、あなたも、罪人であるにもかかわらず、主イエスの贖いのゆえに「潔白だ」とされ、きょうも正義の神との愛の関係に歩みます。
【祈り】
罪人であるわたしを潔白だと宣するためにキリストを犠牲とされた、主の御業に感謝します。









