東北あさのことば

伊達政宗

放送日
2026年1月31日(土)
お話し
今井献(仙台カナン教会牧師)

今井献(仙台カナン教会牧師)

メッセージ:伊達政宗


 おはようございます。仙台カナン教会の今井献です。

 わたしは、仙台に住むようになって5年経ちます。仙台と言うと青葉城、青葉城と言うと伊達政宗。独眼竜政宗として有名です。

 伊達政宗について調べると、政宗自身は臨済宗を信奉したのですが、キリシタンともつながりがあって、興味を引きます。側室の病気治療の関係で、スペインから来た宣教師ルイス・ソテロを知ったことで、ソテロが藩内で布教することを許し、仙台城の城門と本丸の大広間には、「キリシタン布教及び信教勝手たるべき」と掲示したとのことです。

 このソテロを案内役として、支倉常長という武将を、1613年にカトリックのローマ教皇のもとに派遣する、ということも行っています。1617年の記録では、仙台藩には、教会7ヵ所、信徒750人がいたとされています。一方で、1624年2月には、政宗の命により、青葉城下の広瀬川において、ポルトガル人神父と13名の信者が、火あぶりの刑と水攻めの刑によって殉教しています。
 
 政宗は、キリシタンに寛容であったのか、厳しく迫害したのか、どちらだったのでしょうか。確かに両面がありました。それは、1612年に徳川家康が出した禁教令の実施が、厳しく命じられるようになったことと関係しています。興味を持った方は、伊達政宗について調べてみてください。人は単純でないことがよくわかります。

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