あさのことば

またご飯でも

放送日
2025年8月3日(日)
お話し
大宮季三(横浜中央教会牧師)

大宮季三(横浜中央教会牧師)

メッセージ:またご飯でも


 おはようございます。横浜中央教会の大宮季三です。
 
 さて、関西では、初めて会ったばかりの人にも、会話の終わりに「またご飯でも」と言うことがあります。この時の「また」という言葉は、「今度」という意味で使っているのですが、言葉にギャップがあるようです。大阪出身の私には違和感がないのですが、関西弁に馴染みのない方にとっては、「え?ご飯を一緒に食べたことはないのに…」と不思議がられたり、「馴れ馴れしい」と感じられてしまうことがあるようです。
 
 さて、聖書には、神様は「あなたを知っている」(イザヤ46:3、エレミヤ1:5参照)、という言葉が何度か出てきます。神様は、生まれる前から名前を呼ばれるほど、私たちをよく知ってくださっている方です。私に意識のない時から、生まれる前から、神様が知っておられる。

 それは、非常に不思議なことです。しかもそれは、ただ存在を認識している、というだけではありません。「あなたの罪も弱さも全部知っている。それでも愛して一緒に歩みたい。」と語りかけられます。
 
 教会の敷居は高い、と感じられるかもしれません。知っている人は誰もいないかもしれません。礼拝にも、聖書にも、いろんな違和感を覚えるかもしれません。しかし、神様は、あなたを知っておられます。ひょっとすると、「馴れ馴れしい」と感じられるかもしれません。しかし神様は、あなたのことを知っているからこそ、あなたが教会に来ること、あなたが聖書を開くことを待っておられます。
 
 「あなたたちは生まれた時から負われ 胎を出た時から担われてきた。」イザヤ書46章3節

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