リジョイス聖書日課

エゼキエル7章 悔い改めて神に立ち帰ろう

放送日
2025年7月10日(木)
お話し
貫洞賢次(札幌伝道所宣教教師)

7月10日(木) エゼキエル7章

「わたしは彼らの行いに従って報い、彼らの法に従って彼らを裁く。そのとき、彼らはわたしが主であることを知るようになる。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』エゼキエル書7章27節

「終わりが来る。地の四隅に終わりが来る」(2節)。それがどのような日であるか、説明が続いています。そのような神の言葉は、聞く者にとって心底耐え難いものです。喜びも平安も希望も、人の心から締め出すかのように思われます。

 主は御自分の民の心に語りかけられます。「わたしは…報い、…裁く」。そして、すべての事が起こる、と示されます。

 この言葉を聞く者たちは、否応なく神の御前へと導かれます。もし、真実に聞くことができたならば、あらゆるたかぶりを捨てて、神に向かってへりくだるしかありません。そして、すべてが神から出たからには、神のもとに助けと救いを求めるほかにはないと、知らされます。「知恵の初めとして知恵を獲得」するのです(箴4章7節)。神は惜しみなくとがめだてしないで与えてくださいます(ヤコ1章5節)。

 主を知るなら、望みがあります。たとえ、望みえないように思われても…。「心を尽くし、魂を尽くして御声に聞き従うならば、あなたの神、主はあなたの運命を回復し、あなたを憐れ」んでくださいます(申30章2〜3節)。悔い改めて神に立ち帰ろうではありませんか。

 【祈り】

 いろいろなときに悔い改めて、キリストを信じ、その御声を聞き分けさせてください。