辻 幸宏(大宮教会牧師)
メッセージ:何でイースターって毎年、日が変わるの?
おはようございます。ごきげんいかがでしょうか。大宮教会牧師の辻幸宏です。
キリスト教会では、「クリスマス」と「イースター」をお祝いします。「クリスマス」は、キリストがお生まれ下さったことを覚える日であり、キリストが十字架の死から三日目の朝に復活されたことを覚える日が、「イースター」です。
皆さんもご存じのとおり、クリスマスは12月25日です。しかし、「イースターはいつ?」と言われても、困るかと思います。知らないのも当然かと思います。なぜならば、毎年日にちが変わるからです。そして、今年のイースターは、4月20日になります。
キリストが生まれる前、つまり旧約の時代には、「過越祭」と呼ばれる祭りが祝われていました。エジプトで奴隷であったイスラエルの人たちが、神さまがお立て下さったリーダーであるモーセによって、救い出されたことを記念するお祭りです。
当時は、「太陰暦」が用いられていましたが、春分の日から、最初の満月の次の日曜日に行われることが決まっていました。太陰暦を用いていれば、固定されていたのですが、現在は「太陽暦」を用いているため、イースターの日にちは、毎年違うのです。
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