リジョイス聖書日課

マルコ4章 おのずから実を結ぶ神の国

放送日
2025年3月20日(木)
お話し
坂尾 連太郎

3月20日(木) マルコ4章

「土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実ができる。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マルコによる福音書4章28節

主イエスは多くのたとえを用いて「神の国」について教えられました。その中で「成長する種」のたとえはマルコ福音書だけに記されている珍しいものです。このたとえのポイントは、神の国は私たち人間が知らない間におのずから成長し、豊かな実を結ぶ、ということです。もちろん、私たちが何もしないで良いということではありません。私たちは神の言葉という種を蒔き、実を結べば収穫します。しかし、その種がどのように成長するのか私たちは知らないのです。

 宗教改革者のマルティン・ルターは、ある説教の中で次のように語っています。「私はただ神の言葉を教え、説教し、書き記しただけで、それ以外には何もしていません。そして私が眠っている間、あるいは友人のフィリップやアムスドルフと一緒にヴィッテンベルクのビールを飲んでいる間に、御言葉は教皇権を大きく弱体化させました。それは、いかなる君主や皇帝も与えたことのないほどの打撃でした。私は何もしていません。御言葉がすべてを成し遂げたのです」。

 神の言葉そのものに力と命があります。それゆえ、私たちが寝ていようとビールを飲んでいようと、それは自ずと成長し、やがて豊かな実を結ぶことになるのです。

 【祈り】

 神よ、私たちがあなたの御言葉の力に信頼し、収穫を期待しつつ、委ねられた宣教の務めを果たしていくことができますように。

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