あさのことば

旧約聖書の女性たち 命の母エバ

放送日
2024年8月25日(日)
お話し
牧野信成(長野まきば教会牧師)

牧野信成(長野まきば教会牧師)

メッセージ: 旧約聖書の女性たち 命の母エバ

 おはようございます。長野まきば教会の牧野信成です。

 長野まきば教会は、長野市と佐久市の二カ所に会堂がある、7月15日に設立したばかりの教会です。私が担当する今回の機会は、「聖書の女性たち」にスポットを当てようと思います。最初は、何といっても「エバ」です。「人が独りでいるのは良くない」(創世記2:18)との神さまの思いによって、アダムの身体を二つに分けて創られたのが、最初の女性エバでした。

 蛇に騙されて罪を犯したのは彼女だと、新約聖書ではパウロが言いましたけれども(1テモテ2:14参照)、サタンに騙されて罪を犯したのは、エバもアダムも一緒であって、アダムも同じようにお叱りを受けています。むしろ、蛇が女性に声をかけたのは、知恵において優れていたのは女性であったから、と考えることができます。

 聖書では、知恵のことを「ホフマー」という女性名詞で呼びます。神さまに創造された天然のままのアダムを騙すのは、たわいないことだったかもしれませんが、蛇は、女性の知恵にうったえかけて、アダムもろとも、神に背かせることに成功しました。

 最初に生まれた女性に「エバ」と名前を付けたのは、アダムです。そして、「命あるものの母」という説明が聖書についています(創世記3:20参照)。塵から造られたのだから塵に返るのに過ぎない人間が、こうして相応しい知恵の伴侶を得て、命を育む使命を与えられて、地上を歩み始めました。

 楽園を追われて汗水流して働き、子どもたちを育ててゆく二人の生涯は、安楽ではありません。しかし、そんな罪を犯した人間にも、神の配慮は確かに注がれていて、今度は蛇に騙されないように、御自身の言葉で生涯を導いてくださいます。

全ての番組からランダムに
  1. マタイ22章 捨てる勇気

  2. 主なる神の御心

  3. 主こそ良きアドバイザー

  4. 祈り(ヨハネ20:21-23)

  5. 神様との出会い〜ヤコブ

  6. イザヤ6章 それでも切り株は残る

  7. ほほえみBOX-ちょこっとことばのレッスン(13)

  8. エルサレムへ向かう決意(ルカ9:51-56)

  9. 神の武具を身に着ける(エフェソ6:10-20)

  10. 小さな朗読会278「小さな者を顧みてくださる神/『落穂拾い』ジャン=フランソワ・ミレー」(「絵画と御言葉〜美術作品に表されたキリスト教信仰」吉田実著)