東北あさのことば

マリアの信仰

放送日
2023年12月9日(土)
お話し
今井献(仙台カナン教会牧師)

今井献(仙台カナン教会牧師)

メッセージ: マリアの信仰

 おはようございます。仙台カナン教会の今井献です。

 ルカ福音書1章26節以下に、おとめマリアに天使ガブリエルが現れ、赤子を身ごもることを告げる場面が描かれています。その中で、ガブリエルがマリアに、「あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。」(ルカ1:31)と語っています。

 子を産むこと、生まれる子に名前をつけることは、親にとって大きな喜びです。しかし、神は、ガブリエルをとおして、男性をまだ知らないマリアに対して、男の子を身ごもること、そして、その名はイエスであると告げました。神が名前をつけるとは、生まれる子は特別な意味で神のもの、神がその者を用いることの意思表示です。

 また、マリアは、聖霊によって身ごもるのだと告げられると、「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」(ルカ1:38)と語って、これを受け入れました。マリアは、生まれる子が特別な意味で神のものであるというだけでなく、自分自身が神のものであり、神に用いられることを理解した上で、自らを神に差し出しました。

 夫ヨセフがこのことをどう受け止めるのかということも、わたしたちからすると心配になります。しかし、それら一切を神にゆだねて、受け入れるマリアの姿勢は、神に信頼する信仰をみごとにあらわしています。

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