あさのことば

幸いへの招き 神の正義を求める人

放送日
2016年11月11日(金)
お話し
小峯明(船橋高根教会牧師)

小峯明(船橋高根教会牧師)

メッセージ: 幸いへの招き 神の正義を求める人

 いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
 東日本大震災の直後には、節電が奨励されていました。わたしたちの生活に、しかし電気は不可欠です。そうすると、電気を生み出す発電設備が必要で、地下資源の少ないわたしたちの国では、電力の安定供給のために、基準を満たした原発の再稼働も始まっています。
 一方で、福島の原発事故のために避難区域があり、今も避難を余儀なくされている方たちもあります。

 わたしは昨年、長崎に、そして一昨年は広島を訪ね、ぞれぞれの原爆資料館を見てきました。核兵器の破壊力の凄まじさを改めて思います。核エネルギーは爆発すれば多くの人々の命と生活を奪います。原爆も、原発も、同じ核エネルギーを使います。一方は兵器となって人を殺し、他方事故が起これば、生活を奪います。

 この状況をある作家は、「義」に反する、と語っていました。義は正義の義です。電力と産業のために、原発は再稼働されますが、再び事故が起こっても誰も責任をとれません。ですから、経済と命を天秤にかけることはできません。その発想が正義に反しています。
 しかしこの状況に生きるわたしたちは、今の状況が、神の義に反していると、中々見抜くことができません。直接自分に関係もなく、毎日の暮らしに負われているからです。

 それではこの状況に甘んじなければならないのでしょうか。そこでこそ主イエスは、「義に飢え渇く人々は、幸いである」と語ります。諦めることなく、神に解決を祈り求め、現実と向き合い、対策を考えるようにと、主イエスは招かれます。
 神は世界を変える力を持っておられ、その解決を約束しておられます。神の正義を祈り求める者は、幸いです。やがて必ず、神の正義が実現するからです。

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