あさのことば

イサクをささげるアブラハム

放送日
2014年12月4日(木)
お話し
村田寿和(羽生栄光教会牧師)

村田寿和(羽生栄光教会牧師)

メッセージ: イサクをささげるアブラハム

 おはようございます。羽生栄光教会の村田寿和です。

 旧約聖書の創世記という書物にアブラハムという人が出てきます。神は、百歳のアブラハムと九十歳の妻サラに、約束の子イサクを与えてくださいました。アブラハムにとって、イサクが成長する姿は大きな喜びであったと思います。そのような喜びに溢れた日々が長く続いた後で、神はアブラハムを試されるのです。神は、アブラハムにこう命じられます。「あなたの息子、あなたの愛する独り子イサクを連れて、モリヤの地に行きなさい。わたしが命じる山の一つに登り、彼を焼き尽くす献げ物としてささげなさい」。

 これは極めて理不尽な命令です。しかし、このときも、アブラハムは神の言葉に従いました。アブラハムは、実際に、モリヤの山で、イサクを縛って薪の上に載せ、刃物を手に取り、屠ろうとしたのです。しかし、そのとき、神は、アブラハムにこう言われました。「その子に手を下すな。何もしてはならない。あなたが神を畏れる者であることが今分かったからだ。あなたは自分の独り子である息子すら、わたしにささげることを惜しまなかった」。アブラハムは、イサクをまだ屠っていませんが、神はアブラハムがイサクをささげたと見なしてくださいました。アブラハムは独り子であるイサクをささげることによって、自分が自分の利益のためではなく、神が神であるゆえに畏れる者であることを証ししたのです。

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