あさのことば

ダミアンの生き方2.神を愛し、人を愛す

放送日
2014年2月11日(火)
お話し
野島邦夫(国立聖書教会牧師)

野島邦夫(国立聖書教会牧師)

メッセージ: ダミアンの生き方2.神を愛し、人を愛す

 いかがお過ごしでしょうか、国立聖書教会の野島邦夫です。
 イエスは繰り返し言われました。「神を愛しなさい、同じように、隣人を愛しなさい。この二つが聖書の要約である。」

 このことばは、誰でも教会にしばらく通えば必ず聞きます。信者なら誰でも知っているでしょう。またわたしたちはこう教えられます。「隣人を愛すること」、「善き行い」が救いの条件ではない。「神を愛すること」、「信仰」のみで救われる。それから真の善き行いが始まる」と。これは誤ってはいません。しかしこのように説明される時、「神を愛する」と「隣人を愛する」との間にワンクッション置かれていることを、見落としてはなりません。イエスが言われたのは、「神を愛せよ、それから隣人を愛せよ」ではなくて、「神を愛せよ、同じように隣人を愛せよ」です。この一見小さな違いは、大きな信仰生活の違いをもたらしかねません。「それから」ですと、自分個人の救いに専ら関心を持ち、外部に目が向かない信仰生活を生み出すかもしれません。極端に言えば神への愛という旗印の下、宗教戦争を始めるかもしれません。

 モロカイ島で、当時見捨てられていたハンセン病患者のために奉仕し、倒れたダミアン神父の生き方を見ると、神への愛と隣人への愛との乖離(かいり)は全くありません。彼は神を愛しました。同じように彼は隣人を愛しました。この生き様に、わたしは心打たれます。

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