芦田高之(新浦安教会牧師)
メッセージ: 何も欠けることがない
いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
これをお聴きの皆さんは、いろいろな状況の中でお過ごしのことでしょう。悲しい心で過ごしておられる方。楽しい気分でお過ごしの方。どんな気持ちの中で過ごしておられる方にも、神様は今日、このように語ってくださっています。
詩編23編にある神様のお言葉に耳を傾けましょう。
「主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。主はわたしを青草の原に休ませ、憩いの水のほとりに伴い、魂を生き返らせてくださる。」(詩編23:1-3)
昔、神様を信じて生きていた信仰者は、神様のことを「羊飼い」のような御方だ、と言っています。羊飼いは、羊にとって必要な水、草、安全な休み場所を、いつも用意します。
わたしたちにとって、神様は羊飼いのような御方で、わたしたちに必要なものを、折りにかなって備えて下さる。それが神様という方なんだというのです。
わたしは子どもの頃、空を飛ぶ鳥などを見て、すごいなあと思っていました。どこかお仕事に行くわけでもないのに、ちゃんと毎日生きて飛んでいる。本当にそう思って感心していたのです。でも、今は分かります。空の鳥一羽でさえ、神様は、その日一日、生きて飛ぶために必要なものを備えて下さっている、という事実を。
わたしたちもまた、神様の目から見たらとても大事な存在です。羊飼いが羊に必要なものをちゃんと、毎日備えて下さる。そのように、神様はわたしたちの本当の羊飼いとして、今日もわたしたちに必要なものを備えていて下さっています。
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