あさのことば

本当にすがるべきもの

放送日
2011年9月28日(水)
お話し
杉山昌樹(新座志木教会牧師)

杉山昌樹(新座志木教会牧師)

メッセージ: 本当にすがるべきもの

 いかがお過ごしですか。新座志木教会の杉山です。

 イエス様は、イスラエルの祭りのころ、神殿で人々を教えておられました。そのような教えがわったあとでしょか。祭りに参加しようと都に上ってきた人たちが、神殿を見て感心しているのをお見かけになりました。

 当時のエルサレム神殿は、見事な細工の石でつくられ、壁は黄金で覆われていたといいます。神殿に来ていた人たちは、なんと立派なと感心して互いに語り合っていたのです。しかしイエス様は言われました。「あなたがたはこれらの物に見とれているが、一つの石も崩されずに他の石の上に残ることのない日が来る」。人々が褒めるものを目の前で否定するのは難しいものです。けれども、イエス様ははっきりといわれます。どれほど、わたしたちが素晴らしいと思い、いつまでもあり続けるだろう、あるいはあり続けてほしいと思うものであっても、必ず崩される時が来るのだと。人の手で造られたものには、終わりが必ず来ます。

 わたしたちは、大震災によってそのようなことをまざまざと見せ付けられました。安心も、安全も神話でした。人の手によって作られたものに、絶対はありませんでした。わたしたちは、人間が作り出した神がかった「安全」という話が崩れしまったところで、本当に頼るべきもの、目を向けるべきものが何であるのか、改めて示されているのではないでしょうか。それは、まことの神様が語られる聖書の言葉です。

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