リジョイス聖書日課

サムエル上8章 主を退けてはならない

聖書日課
2010年5月5日(水)

サムエル上8章 主を退けてはならない

「彼らが退けたのはあなたではない。彼らの上にわたしが王として君臨することを退けているのだ。」(サムエル上8:7)

 サムエルによる裁きが確立して、イスラエルには主による助けと平和が長く続きましたが、それもサムエルの老いと共に、また新たな問題が起こってきます。

 サムエルは自分の務めを息子に継がせますが、息子は父の道を歩みません。イスラエルの家全体も同じでした。「今こそ、ほかのすべての国々のように、我々のために裁きを行う王を立ててください。」ここには、神の統治がもたらした義と平和への感謝は見られません。神は、この声の背後にある人びとの心を見抜いて言われます。あなたを退けているのではなく、わたしを退けているのだと。

 神は、王を求めるイスラエルの願いを聞き届けます。神の忍耐は、人間の不信を凌駕します。聖書の歴史は、人が神に忍耐を強いる歴史であり、人の不従順は、今に至るまで続く病です。主は「王権」がいかに非情なものであるか諭したうえで、イスラエルに王を与えます。民は、神への信頼と従順から遠ざかることが、どんなにみじめな結果を生むかを、高い代価を払って学びます。神をまことの王とする人こそ、幸いです。

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