終了番組一覧

エマオの出来事

放送日
2010年4月13日(火)
お話し
熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

エマオの出来事

 「聖書のおはなし」(藤城誠治・影絵、野田秀・文)より

 あなたがもしそこにいたら、あなたも、感動で心が燃えるようになったにちがいありません。

 十字架のニュースを耳にしてから、お弟子さんたちは、深い悲しみに包まれていました。イエスさまがよみがえられることを、信じることが出来ず、迷っていたからです。

 二人のお弟子さんたちが、エルサレムからエマオに向かって歩きながら、この二、三日の出来事を話し合っていました。「どうだい。女たちが言っていたぜ。イエスさまがよみがえられたって。本当だろうか。」「イエスさまに期待をしていたのにな。十字架にかけられてしまうなんて。これからどうしたらいいんだ。」

 ふと気がつくと、途中から道連れが一人増え、その人が話しかけてきました。どこかで会ったような気もするけれども、だれかはわかりません。「まあいいか。さびしい道だから、いっしょに行こう」ということになりました。

 話題はどうしてもあのイエスさまのことになります。二人は夢中で話、自分たちの疑問をその旅人にぶつけました。そうせずにはいられなかったからです。すると不思議なことに、その人は、それはこういうわけなのですよと、きちんきちんと答えてくれるではありませんか。しかも、それを全部、聖書のみことばから話してくれるのでした。二人がイエスさまについて持っていた疑問が、少しずつ解きほぐされていきました。そして、消えかかり、くすぶっていた火が、新しいまきがくべられて勢いよく燃え上がるように、悲しみと疑問で暗くなっていた心が、熱く燃え始めるのを感じました。聖書のみことばが語られたからです。

 ところで、その旅人はいったいだれなのでしょうか。日が西にかたむくころ、三人はエマオに着き、とまることになりました。三人が食卓を囲み、あの旅人がパンを取って祝福のお祈りをすると、二人にさいてわたしてくれました。その姿にふれた時、二人には、それがだれであるかが、はっきりわかりました。差し出されたその手に、十字架のくぎのあとを見たのかもしれません。「イエスさまだ。」「イエスさまだったのだ。」二人が何か言おうとする間もなく、イエスさまは見えなくなりました。

 まっしぐらにエルサレムに取って返した二人は、仲間に自分たちが経験したことを話しました。復活されたキリストは、このようにして人々の中に伝えられていったのです。

 さて、イエスさまは四十日してから、お弟子さんたちが見守る中を天にのぼって行かれました。お弟子さんたちは、それからの十日間、いっしょうけんめいにお祈りをしました。十日目の朝、ペンテコステの日に、聖霊さまが下り、力をいただいた人々は、見ちがえるほど勇気を与えられ、心を燃やしながら、主イエス・キリストのことを伝え始めました。主イエス・キリストの教会が誕生したのです。
 イエスさまは、今何をしておられると思いますか。イエスさまは、実は、もう一度この世界に来るために、準備をしておられるのです。(いのちのことば社より 現在絶版)  くまだなみこ

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)

全ての番組からランダムに
  1. タイトル: 油を塗るとは?他 長野県 I・Sさん

  2. 「ゆで卵」

  3. 神に求めなさい

  4. 助演男優賞

  5. 創世記2章 神が用意してくださったもの

  6. 退く祈り

  7. 人生は野の花のよう

  8. 十戒の前文と日本国憲法の前文

  9. エレミヤ35章 神に対する真実な信仰の姿勢

  10. 箴言25-28章 羊の群れにあなたの心を向けよ