リジョイス聖書日課

創世記43章 すべてを失う決断をもって

聖書日課
2009年7月21日(火)

創世記43章 すべてを失う決断をもって

「どうか、全能の神がその人の前でお前たちに憐れみを施し、もう一人の兄弟と、このベニヤミンを返してくださいますように。このわたしがどうしても子供を失わねばならないのなら、失ってもよい。」(創世記43:14)

 飢饉が激しさを増し、試練が厳しさを増したとき、ユダとヤコブとが信仰的決断をしました。

 ユダは、父ヤコブが偏愛する末弟ベニヤミンを、命がけで守ると約束しました。「あの子のことは…その責任をわたしに負わせてください。もしも、…無事な姿をお目にかけられないようなことにでもなれば、わたしがあなたに対して生涯その罪を負い続けます」(9節)。

 ユダの申し出は、ヤコブの心を動かしました。そしてヤコブは、偏愛してきたベニヤミンを神の御手に委ねる信仰を言い表しました(14節)。彼は、今まですべてを与えてくださった主の御手に、自らの人生そのものを委ねる決断をしました。

 失うことを求める試練は、人を鍛えます。試練を通して、ユダは、自分の命を失っても、兄弟を愛し背負う者に変えられ、ヤコブは、自分の命よりも大切なものをさえ御手に委ねる信仰へと高められます。実は、試練のなかで、主の真実のみが明らかとなります。主イエス・キリストが命をかけて担い続けてくださる真実が、試練のなかで人を支えます。

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